Settings

 [Data Input & Output...]

様々なデータの出力(表示)先やマルチフライトのネットワーク(インターネット)設定をします。

●Data

4つのチェックボックスは、その項目をどこに出力するかを選択します。

左から

〈Internet via UDP〉
インターネットまたはイーサネットで接続された他のPCへ出力します。この機能を使うには[Inet 1/2]での設定が必要です。

〈Disk file 'X-Plane.out〉
X-System内にあるファイル「X-Plane.out」へ書き出されます。

〈Graphical Display in 'Setting' menu〉
Setting menuと書かれていますが実際はOutput menuの[Graphic Flight Recorder]で表示されるグラフに出力されます。

〈Cockpit During Flight〉
飛行中、コクピットのフロントシールド内に表示されます。

●Inet 1

インターネットまたはイーサネットで接続されたローカルネットワークの他のPCとの設定を行います。

他のPCのIPアドレスを入力して使用します。接続は9台まで設定でき、最大10台のPCでマルチフライトができます。(Ver 7.40以降)

この例では、上部に白で表示されたIPアドレス「192.168.2.100」が他のPCに設定する自分のローカルIPアドレスです。インターネットの場合はこのIPアドレスではなく、ルーターのグローバルIPアドレスが自分のIPになります。

チェックボックスをクリックするとIPアドレスを入力するフィールドが出ますので、そこに他のPCのIPアドレスを入力します。右の「49000」はポート番号ですが通常このまま変更せずに使います。

●Inet 2

ここではマルチフライトではなく、コクピットやデータを出力する他のPCを設定します。



 [Joystick and Equipment...]

ジョイスティックの各ボタンやレバーをX-Planeのどの機能に割り当てるかを設定します。(この例はMac OS 9.2.2)

●ボタンの割り当て
ジョイスティックのいずれかのボタンを押した後に、そのボタンに割り当てたい機能を右の設定から選択します。

●Axisの割り当て
まず、ジョイスティックを動かし、緑のバーが動いたところを左のプルダウンメニューから割り当てたいAxisを選びます。Axisが逆に作動する場合は「revese」をチェックします。

 選択できるAxis

 Mac OS 9では、右上の「Set Up Input Sprocets」からジョイスティックの設定を先に行わないと正常に認識しません。《セットアップ方法



 [Sound...]

コクピットで聞こえる様々な音に関する設定です。通常はすべてをオンにしておいたほうがよいでしょう。

text ATCは、ATCのメッセージをテキストで表示する機能で、音声だけでは聞き取れないこともあるので慣れないうちは必ずオンにしておいたほうがよいでしょう。



 [Rendering Options...]

表示に関する設定をします。PCの性能により調整します。

〈RESOLUTIONS〉

「texture resolution」は、描画の精細さを設定します。パワーの低いPCではこれを落とすと画質は落ちますが表示がスムースになります。

 下に行くほど表示は精細になります。

「screen res」は、X-Planeの画面の大きさを設定します。その右の設定はカラーモードで、装備するビデオボードによっては16-bitまでしか使用できない場合があります。

〈RENDERING OPTIONS〉

●number of aircraft
自機の他にトラフィックとして出現する飛行機の数を設定します。

●auto-gen
自動にジェネレートされる建物の密度と間隔を設定します。(PCに負荷を与えますので遅いPCではなるべく下げます)



No 負荷 内容
1  道路・川・鉄道・送電線を表示
2  道路に走る車を表示
3  駐機場に他の飛行機を表示
4  海上油田を表示
5  海上に空母とフリゲート艦を表示
6  森林火災を表示
7  テクスチャーライトを表示
8  雲の影を地上/海上に表示
9  G加重や低酸素による視界のかすみ
10  タキシーラインを表示(デフォルトにはデータがありません。World-Makerで作成できます。)
※負荷はおおよその目安で、度合いを保障するものではありません。

3D描画される雲の数とサイズを設定します。

(PCに負荷を与えますので遅いPCではなるべく下げます)


画面に表示する画角・最低フレームレート・サブモニターの設定です。モニターが1つの場合は変更しないほうが良いでしょう。複数モニターをつなげてある場合は、左右の景色や計器専用モニターにしたりするときに設定します。



 [Movie Options...]

X-Planeの画面をそのままQuickTimeムービーとして出力するときのフレームレートとサイズ、保存ファイル名を指定します。



 [Weather...]

●Atmospere

2層の雲のレイヤーをそれぞれトップとベースの高さ/雲の量を設定できます。

MSL:平均海面高

AGL:地上高度

haze layer:ヘーズ(かすみ)
high cirrus:シラス(絹雲)
scattered:スキャッタード(雲の量 37.5%〜50%)
broken:ブロウクン(雲の量 62.5%〜87.5%)
overcast:オーバーキャスト(雲の量 ほぼ100%)


海面高度での温度と気圧を設定します。

No 内容
1  ビジ(視程)を設定
2  降雨量
3  雷雨
4  風とタービュランス(乱気流)
5  マイクロバースト(破壊的な風のスケールが4kmを超えるもの)
6  天候悪化/回復のレート

3つのウィンドレイヤーの高さとそれぞれの風の状態を設定します。

wind speed:風の速度
wind direction:風向
shear speed:シアー速度(水平または垂直方向の風速の差)
shear direction:シアー方向(水平または垂直方向の風向の差)
turbulence:タービュランス(乱気流)の発生頻度


気流を設定します。

thermal tops:上昇気流のトップの高度
thermal coverage:上昇気流の有効範囲
thermal :上昇気流の上昇レート


ランウェイ・コンディションを設定します。

clean and dry:クリーン&ドライ(完全に乾いている)
damp:ダンプ(湿っている)
wet :ウェット(濡れている)


リアルウェザーを設定します。
No 内容
1  METARファイルをインターネットから自動にダウンロードし、常に現在の天候を再現します。

ただし、空港が閉まった後はMETARがアップされずブランクになっていますで、夜から朝にかけては逆に気象がほとんど変わらなくなります。

2  インストールしたMETARファイルを参照します。
3  ダウンロード、またはMETARファイルを参照する間隔
4  ビジ(視程)をこの数値に制限します。パワーの低いPCでは、これを下げておかないとパフォーマンスが落ちます。

METARファイルは、http://www.menet.umn.edu/~curt/weather/METAR/からダウンロードすることができます。

●Water

海面の波の設定をします。飛行艇や不時着水の練習の時に使用します。

●Space

オーロラの発生に関する設定をします。



 [Date and Time...]

シミュレーションする季節と時間を設定します。



 [Weights & Balance & Fuel...]

●Fuel / Payload

(1) center og gravity
機体の重心を移動

(2)empty weight
人・燃料・荷物がすべてない状態の機体重量です。

(3)peyload weight
荷物の重量ですが、人の重量も含めた燃料以外の積載重量と考えてよいと思います。スライダーで変更できますが最大許容重量を超えると下のバーが赤くなりますので、それ以下に押さえます。

(4)fuel weight
燃料をどれだけ積むかを変更できます。右の数値はおおよそのフライト時間です。スライダーで変更できますがあらかじめ設計されている最大積載量を超えることはできません。飛行中に燃料がなくなってしまった時にも、ここで給油することができます。
【燃料搭載の目安】目的地までの消費燃料 × 1.05(偶発時燃料 5%)+ 代替飛行場までの消費燃料

(5)fuel weight
燃料タンクが複数ある場合、それぞれどれだけ積むかを設定します。



 [System Failures...]

各機器の故障の発生を設定します。

〈always working〉は、故障しません。
〈mean time at fail〉は、設定した時間(分)あたりに故障します。
〈exact time to fail〉は、設定した時間(分)ちょうどに故障します。
〈fail at speed〉は、設定する速度を超えたとき故障します。
〈fail at speed〉は、設定する高度を超えたとき故障します。
〈fail at speed〉は、ジョイスティックでコントロールしたとき故障します。
〈inoperative〉は、作動不能になります。



 [Operation and Warnings...]

故障や警告の有無を設定します。

(1)スタートアップで滑走路ではなくランプ(駐機場)から開始する
(2)スタートアップで既にエンジンを始動させておく

(3)速度を超過すると機体が破損する
(4)過度のGで機体が破損する
(5)Vfeを越えるとフラップが破損
(6)Vleを越えると車輪格納ドアが破損
(7)ハードクラッシュするとリセットする

(8)警告をテキストでコクピットに表示する
(9)フレームレートが下がったときに警告を出す

(10)ネットデータをerror.outに出力する
(11)タイマーデータをerror.outに出力する



 [Other Aircraft...]

トラフィックとして出現させる機体データを設定します。



 [Quick-Flight Setup...]

X-Planeを起動した時に表示されるダイアログです。内容は他の項目を参照してください。

 起動時の表示を止めるには、このチェックを外します。


【航空機に過酷な状況】

●離着陸の横風
離着陸時は、滑走路の中心線上を維持しなければならないので、横風は離着陸を困難にします。強い横風の時はウインドシアーが発生するおそれもあるのでさらに注意が必要です。

●離陸滑走中のエンジン停止
主翼に複数のエンジンを持つ機体は、例えば滑走中に右のエンジンが停止した場合、機首は右を向こうとするのでラダーで修正しなければならない。そのとき右からの横風がある場合は垂直尾翼がそれを受けてさらに右へ向こうとするのでかなり深刻です。大型機の場合、速度がV1を越えていなければブレーキをかけて停止できるが、これを越えている場合は滑走路内で停止できないので離陸しなければならない。

●飛行中のエンジン停止
主翼に複数のエンジンを持つ機体は、1つのエンジンが停止した場合、機首が停止したエンジンの方へ向こうとします。ラダーで機首方向を維持しながら近くに空港がある場合はまよわず緊急着陸をリクエストしましょう。洋上での場合は飛行を続けるしかありません。

●降雪時の降下
雪が降っている時の視界は最悪です。景色どころか空港の照明も間近に迫るまで見えないので、ILSや計器に頼るしかありません。特に山が近くにある場所は最も危険です。X-PlaneのATCは地形の高度を考慮していないので、山へ激突するような管制を行う場合があるので注意してください。高度計が高い位置を示していても「Altitude」の警告が出たら上昇してください。

●計器や装置の故障
直すことは出来ませんので、生きている計器や装置だけで何とか飛行しなければなりません。実機の世界では2セットある機体もありますがX-Planeは1セットだけです。どうしても飛行を続けたい場合はData Outputの設定で数値を表示させるという方法もあります。

●車輪の故障
着陸態勢に入り車輪を出してもインジケーターランプが赤の車輪は出ていません。ゴーアラウンドし、再度試みても車輪が出ない場合は緊急着陸します。あらかじめ速度をなるべく落とし、滑走路の出来るだけ手前にタッチダウンします。前輪だけの故障ならタッチダウン後、慎重に機首を下げ素早くブレーキ操作と逆噴射をします。主脚の故障の場合はタッチダウン後はさらに操作は大変です。(X-Planeでも実際、前輪の出ない状況で着陸したことがあります。那覇空港-緊急着陸