エアポートチャート

それぞれの滑走路の進入方式が個別に記載されているJEPPESENのチャート、運輸省航空局が発行する『AIP-Japan』というチャートブックも高価だが航空専門店などで入手が可能です。このアプローチ用のほかにデパーチュア用や空港内や周辺のチャートもあります。


チャートは大きく6つの部分に分かれています。
:空港名、アプローチパターン名、ページ番号
:コミュニケーションや施設の周波数、ミスドアプローチの際の飛行方法、MSA(最低安全高度)など
:アプローチの経路や設備などの情報を平面図で示ししたプランビュー
4:側面から見た断面図
5:グライドスロープや航空照明などの情報
6:最低運航条件


Aは滑走路。平面図では周囲の地形などのイメージも記載されています。

では上から名前・周波数と3または2レターのアルファベットのID・モールスパターンが書かれています。モールスパターンはX-Planeでもモニターできるので間違って他の信号を受信していないかを確認できます。

BVORでそのすぐ下にはNDBがアプローチライン上にあり、このチャートではアプローチにNDB、ミストアプローチにVORが使われています。

CILSで滑走路方向からグライドスロープ(降下角度)とローカライザー(進入角度)を計器上に表示するための電波を照射しています。計器には機体のどちらに適切な降下経路があるかを縦線と横線で表示します。計器を見ながらその線の方向に経路を修正し、ちょうど十字となるように降下すれば適切な進入角/降下角が保たれます。

DはMM(ミドルマーカー)で地上から垂直に照射された電波を受信することにより計器上のランプと音でその通過を知ります。

Eはアプローチに失敗(ゴーアラウンドと違い降下中に着陸を中止する)した場合の経路で、この例では、滑走路を過ぎたあたりから右にターンし100°の方向に進み、KISARAZU VORへ202°の方向で向かいます。通常、この後は管制官の指示に従い再びアプローチします。

Fは、トラフィックや空港の状態により着陸できない場合のホールディングパターンです。

チャートの中には、『∧453'』などのような記号がありますが、これは主に注意すべき、または目印となる高い建設物などとその高さを表しています。World-Makerでシーナリーを作成/修正する場合はこれらを設置しておくとよりリアルになります。また、滑走路の下から斜め左下に向かう三角のエリアは注意すべきエリアでその内容が文書で書かれています。

4の断面図ではGの方向から進入しKAIHOを4000ftから降下、BOGENまでの7.5nmの中間あたりまでに1800ftに落とし水平飛行、BOGENから1500ftに降下しD3.0を640ftからさらに降下します。ミスドアプローチの場合MMを過ぎたら上昇します。

2にあるミストアプローチは、337°を保ち500ftまで上昇、右に旋回し100°の方向で4000ftまで上昇、KISARAZU VORへ202°のヘッディングで向かう。その後、ホールディングに入りAPP(進入管制)へコンタクトをとります。

高度5000ft以下では速度は250knot以下に制限されています。X-Planeでもこの制限を越えるとATCから減速の指示を受けます。